野球だけでなく様々なスポーツにおいて、使用する道具が結果や成績に大きな影響を及ぼしますが、少年野球用のグラブやバットも同様です。
そんな中、少年野球に励む子を持つ親としては、野球道具の買い替え時期について、どのように考えればよいのでしょうか。
少年野球の視点から、野球道具の買い替え時期について紹介していきます。
まず、グラブの買い替え時期には、大きく分けて3つのタイミングがあります。
・体が大きくなり、サイズが合わなくなったとき
成長期のお子さんは手もあっという間に大きくなるため、早めに買い替えを検討してあげましょう。
・ポジションが決まったとき
キャッチャー、ファーストには「ミット」と呼ばれる特別なグラブがあります。
このポジションで試合に出る場面があるのであれば、ミットを準備しましょう。
・使用期間が2年~3年以上
グラブは馴染むことも勿論大事ですが、3年近く経つと体も大きくなり、グラブのサイズが合わなくなります。買い替えを検討しましょう。
(注意)グラブは馴染むことが大事ですが、大きすぎるグラブは型崩れの原因になります。「やや大きめ」くらいにとどめましょう。
次に、バットの買い替え時期についてです。
バットは体に合わせて買い替える道具です。
標準的な体形の前提で、学年と長さの下記目安を参考に買い替えるのが良いでしょう。
6年生・・・80cm
5年生・・・78cm
4年生・・・76cm
3年生・・・74cm
2年生・・・72cm
1年生・・・70cm
未就学児・・68cm以下
バットを買い替えるタイミングの目安としては、「しっかりと芯でとらえられていたのに、思ったよりも飛ばない」と感じた時です。
最後に、スパイク、トレーニングシューズの買い替え時期についてです。
スパイクやトレーニングシューズは、基本的に早めに買い換えましょう。
子供達は、身長が伸びるスピードに比例して、足のサイズも大きくなります。
そんな中で、サイズが小さくなった履物を無理して履き続けると、爪が剥がれたり、靴ずれを起こしたり、肉離れを引き起こしたりするので要注意です。
バットやグラブは、サイズや重さが合わなくなった、2、3年以上使用しているなどの場合、監督や指導者に相談してから購入してみるのはいかがでしょうか。
また、スパイクやトレーニングシューズは、サイズがきつくなったタイミングで購入を考えましょう。
適切なタイミングで道具を買い替えて、思い通りのプレーを実現しましょう!!!