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スペシャル対談『野球用具に対するこだわり』広島カープ 松山選手×九里選手
2018シーズン球団初のセ・リーグ3連覇を果たした広島東洋カープで、一年を通じて5番打者として打率3割・2桁本塁打・70打点をクリアし、11年目で初の規定打席到達を果たした松山竜平選手と、シーズン中盤から先発ローテーション入りを果たし、9月26日の優勝決定戦では先発し8回2安打無失点の好投、読売ジャイアンツとのクライマックスシリーズファイナルステージでは第3戦に先発し、勝利投手となるなど、「ここ一番の大舞台」でチームを勝利に導いた九里亜蓮選手の野球用具に対するこだわりを聞かせていただきました。
まずは三連覇を達成された今シーズン、2018年を振り返ってどのようなシーズンでしたか?
広島東洋カープ 松山竜平選手(以下、松山):今シーズンは初めて規定打席も達成出来ましたし、また3連覇を達成する事も出来ましたし、日本シリーズにも出る事が出来て、それなりに消化する事は出来たと思います。やりきったという感じはすごくあります。
広島東洋カープ 九里亜蓮投手(以下、九里):チームとしては、日本一になれなかったということは本当に悔しい事です。個人としても開幕からなんとかローテーション割り込んでという気持ちの中で入っていて、中継ぎスタート。シーズン途中から最後までローテーションに入る事はできましたが、自分自身悔しいことが多かったシーズンでした。
それでは2018年シーズン共に闘いぬいたザナックス野球用品についてお聞きいたします。松山選手は長年に渡って使用されておられますが、なぜザナックスの野球用品を使い続けられているのでしょうか。
松山:僕の中ではザナックスの野球用品が自分にあっていると思います。すべての用具がしっくりきているというか、バットやバッティング手袋をはじめ一つ一つの用具に対して打ち合わせをさせてもらった中で、自分にしっくりくるものが届く。だからずっとザナックスの野球用品を使っています。
九里選手は、今年から使用されていましたが、実際にザナックスの野球用品を使用されてみていかがでしたか?
九里:僕も色々な要望を出させていただいている中で、要望に沿った用具だったり、ウエアにしてもそうですけど、しっかりと要望に答えてくださることはありがたいことだと感じています。自分がイメージしたものに近いものが届けば、初めてグラブを買った時のような気持ちになるときと近いものがあります。これまで違うメーカーの用具を使っていて、今年からザナックスを使わせてもらっていますが、今年使わせていただく決め手にもなったのが、選手と話をしながら良いものが作れるブランドを目指しているところが一番の決め手でした。自分自身、新しい挑戦をどんどんしていきたいという気持ちはあったし、一緒になって自分が少しでも貢献できるような選手になれればいいという気持ちもあります。
ご自身のパフォーマンス向上のために用具は影響していますか?
九里:モチベーションに強く影響していますね。
野球選手において用具はすごく大事なものだと思いますが、用具に対する思いや、使いやすいポイントを具体的に教えてください。
松山:毎年細かいところまでフィーリングを体現する為に打ち合わせをさせてもらっています。そんな中でそのフィーリングを形にすることは本当に大変だと思います。僕自身バットにしても手袋にしてもこだわりがすごく強いので、試合で結果を残すためにはそういうところを聞いてくれるのはすごく大きいところだし、ザナックスの野球用品が力になってくれるところにすごく感謝しています。
フィーリングが体現された時にどう感じられますか?
松山:はめた時にもうこれならいけるなと。そういうものが届けられるので、本当にザナックスを使用していて良かったと思います。
九里選手はいかがでしょうか?
九里:一番こだわったのがスパイクで、スパイクに関しては今年から使わせていただく中でフィットする為に試行錯誤させていただきました。また、グラブに関しても、自分のフォームに合ったグラブはどのようなものなのかという相談をさせてもらう中で、土手の形状を変更しました。その結果これが本当に自分に合うものだと発見する事ができました。グラブにしてもスパイクにしても、こちらも用具に関してのこだわりはありますが、ザナックスのプロ担当の方が用具に関するプロフェッショナルで、相談をした時には親身になって聞いていただけます。これから先も、最初にザナックスを使わせていただくきっかけになった、「選手が自分のパフォーマンスを高めることができる用具を追求する」というチャレンジに対して僕自身はまだ1年ですけど、また一緒に成長・進化していければ本当にありがたいことです。今となっては心から感謝しています。
そんな選手にとって手放せないザナックスブランドの用具をどうやって勧められますか?
松山:やっぱり試合で結果を残すことが一番じゃないかなと思います。そうすることによって、あの選手が使っている用具を使いたいというのが結構あると思います。だからこそもっともっと活躍して有名になっていかないといけない。それがザナックスブランドに対する恩返しだと思っています。
九里:僕たちが小さい頃、プロ野球選手が使っているグラブやバットはどこのメーカーを使ってる? と気になっていましたし、選手と同じものが欲しいと思っていました。松山さんが言われたとおり、活躍することで、それが使わせてもらっているザナックスブランドへの恩返しになると思うし、ザナックスの野球用品を使いたいという子どもたちもたくさん増えると思うので、そこは感じてプレーしなきゃいけない。バットやグラブに関して僕は用具のプロではないから、松山さんの方が詳しいと思いますが、グラブのワンポイントといえば、1年間使ってもポケットがきれいにつくれて、型くずれしていない状態になる。手入れをすれば本当に長く使える、本当にいいグラブだと自分は使っていて感じました。
野球をやっている高校球児、中学生、小学生に対してのメッセージをお願いします。
松山:今からどんどん野球をやっていく子どもたちには、ザナックスの良さを分かってほしいと思っています。僕自身もザナックスの用具を使ってからすごく成績が伸びましたし、やっぱり一番自分にあった用具というのは何でも使ってみて、それからじゃないと分からないと思います。とにかくザナックスを使ってもらって、その使いやすさを感じてみてほしいです。
九里:用具のことは松山さんが言われましたが、僕もザナックスの使いやすさを感じてみて欲しいと思います。それと高校生・中学生・小学生には用具のことではなくて、気持ちの面というか、自分も実際、小中学校で野球選手になると言って馬鹿にされたこともありました。けれど実際になってみて、夢をあきらめないでやってきて、今思えばよかったと思います。野球を続けるにしても高校生、大学生になってやめるとなったしても、何か自分がやりたいことだったり、夢を自分の中でしっかり決めてやっていけば絶対叶うもの。そこを大切にして欲しいなと思います。
最後に2019年の抱負を聞かせてください。
松山:もちろんセ・リーグ四連覇。そして日本一、そこをまずはしっかりと勝ち取れるようにしたい。個人としてはクリーンアップとして、ここに書いた20本、100打点。これは本当に大きい目標かも知れないけれど、これくらいの数字をしっかり残せるようにしたい。自分にプレッシャーを与えながら、来シーズンもチームの力になれるようがんばっていきたいです。
九里:チームとしては四連覇、日本一を目指してしっかりやりたいと思う。個人としては、来シーズンは開幕から1年間ローテーションを守れるようなピッチャーになって、チームの勝ちに1試合でも貢献したいという気持ちがある。ここ(色紙)に書いた150km/hは、今まで出したことがない。ザナックスに変えて2年目ですが、ザナックスの用具にしてから150km/hが出せたと言えるようにしたいと思います。
ピッチャーとしてはストレートというのは、シーズン中、松山さんにも常々大切にしてやっていけと言われていますし、自分自身変化球ピッチャーかもしれないけど、ストレートに対してのこだわりは強く持っています。これからも強く持ってやっていきたいと思うので、色々な意味を含めて150km/hにこだわります!
松山選手、九里選手の2019シーズンの更なるご活躍を楽しみにしています。
ありがとうございました。