広島東洋カープ 九里亜蓮投手 【パフォーマンスを支える、こだわりのグラブ】

プロ8年目で最多勝を獲得、プロ9年目で投手キャプテンを担い、

チームに無くてはならない存在となっている九里亜蓮投手。
最多勝を獲得した2021年シーズンからグラブの型を大きく変更し、今のグラブにたどり着いた。

アドバイザリースタッフ就任6年目、完成形にたどり着いたグラブへのこだわりを聞いた。

最多勝獲得にも貢献したグラブの進化

ザナックスでベストなグラブが完成

ー九里亜蓮投手にとってベストなグラブとは?
体の一部と感じられるようなグラブがベストだと思っています。僕の場合ザナックスさんと改良を重ね続け、2021年シーズンで完成形に近づいたという確信があります。ただ、体の変化に合わせて、使いやすいグラブの形状は変わっていきますので、そういう意味では、今後もザナックスさんにご協力いただいて調整は続けていきたいと考えています。


ーグラブをどのように改良していったのですか?
実は、昔は土手が横とじのグラブを使っていたのですが、ザナックスさんにお世話になってから、横とじと縦とじでどちらが自分に合っているのかという部分から考えていきました。結果、自分の握り方的には縦とじが良いとわかり、そこから最適な形状へとさらに改良を重ねていきました。ザナックスさんのグラブを使い始めたことで、体の使い方まで変わっていきましたし、プレーにも良い影響を与えてくれています。


ー現時点での完成形とはどのようなグラブなのでしょうか?
2020年のシーズンはフィンガーバックスタイルで指を出す位置が人差し指部分にありましたが、2021年は指を出す位置を中指にしたんです。きっかけは外国人選手が使用しているグラブを触らせてもらった際に、自分のフィーリングにマッチすると感じたことでした。ザナックスさんにはオーダー通りに最高のグラブを仕上げていただき感謝しています。カタログにもオーダーで僕の型が選択できるようになっています!

九里亜蓮流のメンテナンス術と型付け方法

ーグラブのお気に入りポイントはどこですか?
日本製で革が抜群に良い点ですね。メンテナンスをすればとても長持ちする所もすごく好きです。個人的には、毎年カラーリングを変えてもらっている、練習用の派手なグラブもお気に入りです。


ーグラブのメンテナンスはどのようにされているのですか?
しっかりと埃を落とし、その後に艶出しワックスをグラブの表面にも裏面にも塗って丁寧に磨いていきます。グラブは本当に大事なものなので、汚いまま放置することは絶対にありません。最高の状態が長く続くようにメンテナンスをきちんとしています。


ー野球が好きな子どもたちにもメンテナンスの重要性をぜひ伝えてください。
ご両親に買ってもらったり、お小遣いをためて買ったりしたグラブを長く使えるように大切にしてほしいと思います。汚れたら磨く、というか毎日でも磨くようなイメージでケアしてください。これはバットやスパイクも同じです。毎日自分でちゃんとメンテナンスした道具を使うと、試合で凄いプレーができたり、凄い打球が打てたりということが絶対にあります。だから道具一つひとつを大切にしてもらいたいですね。


ー型付けについてもみなさん知りたいと思うのでぜひ教えてください。
自分の使いやすい型付けを模索するのが一番ですね。僕の場合は、握る時に親指と薬指の所がとじる縦とじのイメージで、丸めて、揉みまくって型付けします。そこからボールをバシバシ受けて、ポケットを深くしていく感じですね。大学時代に、現在ソフトバンクに在籍する東浜選手を見て参考にしました。

これまでのグラブの系譜

2021年シーズンに使用した試合用グラブと練習用グラブ。
2022年シーズンに使用した試合用グラブと練習用グラブ。
2023年シーズンに使用した試合用グラブと練習用グラブ。


ーこの3年でグラブに変化はありましたか?
2021年シーズンから使っている型ですが、大きな変更はしていません。試合用グラブは毎年レッドをベースにしていて、紐やハミダシ、ヘリ革の色は変えていますが、ザナックスさんのレッドは、僕のイメージカラーに出来ればいいなと思っています。2023年シーズンで使用するグラブはウェブを新しくしました!

2023年シーズンへの意気込み

ー2022年は投手キャプテンを務められた九里投手。2023年にかける意気込みを聞かせてください。
監督も変わり、チームにも大きな変化が生まれてくると思っています。チーム一丸となって優勝を目指して頑張りたいと思います。僕のピッチングが、少しでもチームの勝利に貢献できるように、頑張ります!


ー最後に、この特集をご覧の方々にメッセージをお願いします。
チームを優勝に導けるように、1年間を通してピッチングが出来るように頑張ります!今年も応援をよろしくお願いいたします!