野球を始める上で知っておきたい野球用語をご紹介します。
野球用語の全てを一気に覚えようとするのではなく、プレーを通して一つ一つ学んでいき、野球を楽しみましょう!!
試合の回を指し、1つのイニングは先攻の「表」と後攻の「裏」に分けられます。
1試合のイニング数は基本的に9回です。
9回終了時点で勝敗がつかない場合には延長戦に入ります。
なお、小中学生の軟式野球や大会ルールにより、イニング数が変わることがあります。
攻撃側チームのプレーが終了することです。
バッターやランナーは、プレーを継続する権利を失います。
例えば、バッターが三振をした場合や打った球が地面に着くことなく相手チームの野手に捕球された場合は、バッターアウトになります。
バッターが3つ目のストライクを空振りまたは見逃してアウトになることです。
ボールがストライクになるエリアのことです。
バッターの肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、膝小僧の下部のラインを下限とする本塁上の空間を指します。
ピッチャーから見て、バッターに最も近いストライクゾーンを指します。
ピッチャーから見て、バッターから最も遠いストライクゾーンを指します。
ピッチャーが投げた球がボール判定となる範囲でバッターの体に当たった場合、1塁に進塁できるルールのことです。
死球と呼ばれることもあります。
なお、ストライクゾーンでバッターの体に当たった場合は、ボール判定となります。
ピッチャーが1打席につき4回ボール判定を受けた場合、バッターは1塁に進塁できるというルールのことです。
意図的にフォアボールを与えるプレーを指します。
プロ野球においては申告敬遠のルールがあり、キャッチャーや監督の判断によってボールを1球も投げずにバッターを1塁に進めることもあります。
1塁・2塁・3塁すべてにランナーがいる状態を指します。
守備側の選手が捕球や送球でミスをすることです。
基本的には、ミスによって打撃側が出塁や進塁できたと明らかに判断できるもののみ、エラーとしてカウントされます。
ピッチャーの投げた球がキャッチャーの守備範囲から大きく逸れることです。
高すぎたり、低すぎたり、ワンバウンドしたりする投球を指します。
3つの意味があり、場面によって使い分けが必要な用語です。
1.キャッチャーがピッチャーに対してサインを送り、投げる場所や球種を要求すること
2.試合において相手チームよりも得点が勝っている状態のこと
3.ランナーが盗塁のためにベースから離れて隙を伺うこと
塁にいるランナーが、打撃に関係なくピッチャーが投げると同時に進塁することです。
進塁を防ぐために、ランナーがいる塁に投げるボールのことです。
バッターが打った地面を転がるボールのことです。
ピッチャーが処理するとピッチャーゴロ、一塁手が処理するとファーストゴロと呼ばれます。
得点につながったヒットをタイムリーヒットと言います。
進塁を目的として行う打撃の技法の一つです。
バットをスイングすることなく軽くボールに当て、内野グラウンドにゆっくり転がします。
また、「バッター自身はアウトになっても構わない」という考えで、塁にいるランナーを進めるために行うプレーを送りバントと言います。
犠牲バントと呼ばれることもあり、1点を取りに行く場面で用いられる一般的な戦術となっています。
2ストライクのカウントで行うバントのことです。
ファウルボールでもアウトになります。
ランナーが3塁にいる場面で仕掛けるバントを指します。
ランナーを走らせて得点を目指すチームプレーです。
1つのプレーで2つのアウトを取ることです。
ダブルプレーとも呼ばれます。
フライが上がると同時に一度塁に戻り、相手が捕球した後で進塁を試みるプレーを指します。
大きな外野フライが上がった場面で、よく見られるプレーです。
スターティングメンバーの略称です。
試合開始時のメンバーのことを指し、野球に限らずスポーツ全般で使われる用語です。
ピッチャーとキャッチャーのペアを指します。
1人のピッチャーが、試合終了まで相手に得点を与えずに投げ切ることです。
激しい雨が降るなど、審判が試合続行不可能と判断した場合に試合が打ち切られることです。
少年野球や草野球の場合は、天候に関わらず一定以上の点差がつくとコールドゲームが成立することがあります。