関西ダービーとなった2023年日本シリーズ第4戦、ピンチの8回表に登板し1球でピンチを脱する魂のピッチングを披露。
さらに第5戦でも登板して、見事勝利投手に輝き、チームの38年ぶりの日本一に貢献しました。
日本シリーズの流れを変える大事な場面で、見事に復活登板を果たした湯浅京己投手の今シーズンを振り返ります。
2022年シーズンは59試合に登板してフル回転し、43ホールドをマーク。最優秀中継ぎのタイトルを獲得するなど一気に飛躍し、2023年3月のWBCでは日本代表に選出され、日本中が熱狂し感動した世界一に貢献しました。
そして迎えた2023年シーズンは、ザナックスのプロアドバイザリースタッフに就任して迎えた初めてのシーズンで、開幕戦でプロ初セーブを挙げられますが、その後4月中旬に右前腕の肉離れが判明し、戦線を離脱。
その後ボールを投げない期間を設け、実戦で3試合に登板し、5月下旬40日ぶりに1軍復帰しました。しかし、本来のパフォーマンスが発揮できず、6月16日に再び登録抹消となります。
さらに登録抹消された日から再びボールを投げない期間を設け、段階を踏みながら1軍復帰を目指し、7月30日に行われた2軍の広島戦で、今度は腕ではなく左の脇腹を痛めてしまいます。
そこから復活に向けての厳しい日々が再び始まりました。
復活に向けて厳しい日々が続く中、日本シリーズでの復帰に向けて、8月25日にザナックス大阪本社でグラブの打ち合わせを行いました。
その時に、スポーツ用品店へ納品予定だった「湯浅モデルの市販品」を手にはめて、「これでいきます!このグラブで日本シリーズで必ず復活します!」と力強い言葉を頂きました。
「湯浅モデルの市販品」は、高校生野球対応モデルでしたので、本体カラーと紐のカラーは同色のブラックでしたが、本人からの要望もあり、湯浅投手の日本シリーズ用として、グラブの紐のみ「ピンク色」に交換をして納品しました。
湯浅投手は、「はめた瞬間にフィット感としっくりくる感じがあった。普通に誰でも買えるグラブだったかもしれないですが、実際にグラブをはめてしっくりきているということは、自分にこれは合っていると思いました。」とその時の心境を語って頂いています。
この日のやり取りが、あの伝説の「湯浅の一球」を生み出すきっかけとなりました。
1勝2敗で迎えた日本シリーズ第4戦、8回表2死1,3塁のピンチの場面で初登板し、日本シリーズの流れを変える、魂の1球でピンチを脱するピッチングを披露しました。
さらに翌日の第5戦でも、2点ビハインドの8回表に登板し、打者3人に対して2三振を奪う完璧なピッチングを披露し、その裏6点を奪う大逆転劇を呼び込み、見事に勝利投手に輝くなど、チームの38年ぶりの日本一に貢献しました。
日本シリーズでの復活登板を果たした11月1日は、日本シリーズ開幕前の10月24日に逝去された祖母・忍さんの誕生日でした。
湯浅投手の担当者の後日談では、11月1日の試合前に湯浅投手と甲子園球場で話をした際、「今日必ず投げます。そして絶対に抑えます。」と力強く話す湯浅選手を見て、復活登板で必ず抑えることを確信したということです。
今シーズン怪我に苦しみながらも日本シリーズという最高の舞台で、祖母・忍さんに届ける復活登板を果たし、チームの日本一に貢献した湯浅投手。
来シーズンの更なる飛躍のため、我々ザナックスは最大限のサポートをさせて頂きます。
湯浅京己投手が日本シリーズで使用したグラブと全く同じ仕様のグラブを限定10個で発売します。
また、付属品として特別仕様のグラブ台をお付けします。
グラブ台は、湯浅投手のシーズン用グラブに必ず入っている「青いクマのロゴ」と、湯浅投手の「シルエットロゴ」、そして復活登板を果たした「2023.11.1 2023.11.2」の2日間の日付の刺繍を施した、今回限定の特別仕様です。
この機会でしか手に入らない特別仕様になっております。(それぞれのロゴは下図をご確認ください。)
※商品詳細はこちらから
※こちらの商品はすでに受注受付を終了しております。
1年間たくさんの応援ありがとうございました。日本シリーズで登板した際には、ファンの皆様の大歓声に鳥肌が立ち、本当に有り難いなと思いました。応援してくださっている方々が居るからこそ、あそこで野球ができている訳なので、凄く感謝の気持ちで一杯です。
来年はしっかりとシーズンを通してチームの力になれるように、ザナックスのXAマークをマウンド上で輝かせられるようにしっかり頑張りたいと思います。
来シーズンも”アツアツ”な応援を宜しくお願いします!!!